プランターの組み方

ハーブ栽培

プランターでハーブを育てるときの基本的な土の組み方を紹介。底石から土の配合、植える前のポイントまで、写真を交えて解説しています。

プランターの組み方

プランターでハーブを育てるとき、
どんな土を使うか、どのように層を作るかによって、その後の生育が大きく変わります。
今日は、実際に使っているプランターの組み方をまとめました。


底石を敷く

まず最初に、プランターの底に底石(軽石)を敷きます。
この層があることで、余分な水がたまりにくくなり、根腐れを防いでくれます。
深さの目安は全体の1/5程度
大きめのプランターなら、2〜3cmほどの厚さが理想です。
組む際に床が汚れるのが嫌なので、ビニール袋の中で作業しています。

💡底石は何度か洗ったり、振るいにかけることで再利用できます。
古い石を使う場合は、温かい日に日光でしっかり乾燥・殺菌させてから使うのがおすすめです。


土の準備

底石の上に土を敷いていきます。
ものによりますが、基本は赤玉土と腐葉土を混ぜた土になります。
なので、この2つと緩効性肥料を買っておいています。もし、他の要素も必要な種類の場合は、別で買っているハーブ栽培用土を使っています。

赤玉土と腐葉土、少しの肥料を混ぜて、入れていきます。
写真の場合、割合はおおよそ 赤玉土6:腐葉土4
通気性と保水性のバランスがよく、ハーブ全般に向いた基本の配合です。

植える種類によって少し調整します。
たとえば、ローズマリーやオレガノなど乾燥を好むハーブなら上記のように赤玉土を少し多めに、
バジルやフェンネルなど水を好むハーブなら腐葉土をやや多めにすると良いです。


植える前のひと工夫

土を入れたら、苗を中央に置き、周りにも土を詰めていきます。
詰めた土は手で軽く押さえて表面をならすだけにします。
強く押し固めてしまうと、根が伸びにくくなるため注意が必要です。
この状態で水をたっぷり与え、1日ほど置いてから植えると、土が落ち着いて根付きが良くなります。


香りの畑のベースづくり

ローズマリー、オレガノ、マジョラム、そしてフェンネル。
どのハーブも、健やかに育つための土台は共通しています。
しっかりとしたプランターづくりが、香り豊かな畑への第一歩です。


次回は、フェンネルの発芽の様子をお届けできればと思います。

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