バジルは「育てやすさ」「収穫量」「料理への使いやすさ」、
あらゆる点で家庭菜園に優れたハーブです。
家庭菜園初心者でも栽培しやすく、プランターひとつあれば十分に育てられます。
この記事では、種まきから収穫、長く楽しむコツまでを順番に解説します。
それでは早速、見ていきましょう。

準備するもの
- 苗 もしくは 種
- 用土
- 肥料
- プランター
以上の4点のみがあれば、始められ、
全てホームセンターやネットショッピングで揃えられます。
それぞれについて、詳しく見ていきましょう。
苗・種
バジルは苗でも種でも売られています。
初心者には発芽の手間のない苗の方がおすすめです。
苗を選ぶときは、
青々としていて、元気があるものを選びましょう。
種は安価で大量に買えるので、それなりのスペースがあって、
発芽のステップも楽しみたい人向けです。
あまりどこで買っても大差はありませんが、
発芽率が65%以上の表記のものを選びましょう。
バジルの種類
バジルにはいくつかの種類があるので、簡単に紹介します。
用途にあったもの・自分の好みに合ったものを選ぶことで、
より楽しんで栽培できます。
スイートバジル
最もポピュラーで、ジェノベーゼやパスタなどに使うのはこれ。
料理での用途も幅広いです。
ホーリーバジル(タイバジル)
一般的なバジルよりも、より鮮烈で爽やかな香り。
ハーブティーやタイ料理向き。
パープルバジル
紫色の葉で観賞価値が高い。
サラダの彩りや料理の飾りつけに良い。
用土
それほど土に神経質にならなくても、バジルは育ちます。
苗から育てる場合は、ハーブ用や草・花用の市販の培養土で十分です。
自分でブレンドしたい場合は、
赤玉小粒:腐葉土=7:3 のベースに、緩効性肥料を加えてください。
種から育てる場合は、肥料の入っていない土が必要になります。
発芽用の培養土 もしくは 赤玉小粒と腐葉土のブレンドです。
発芽後に肥料を与えます。
肥料
バジルはハーブの中では、比較的肥料を必要とします。
成分としては、葉を収穫するため、
N(窒素)がある程度入った肥料が適しています。
10-10-10 など、NPKが同量の一般的な肥料がおすすめです。
バジル用に向いている上に、他の植物の栽培にも幅広く使えます。
プランター
根を深く張るタイプではないですが、葉を茂らせるために、
ある程度の土を必要とします。
目安としては、1つの株に対して、
高さ20㎝ × 直径25㎝ のプランター1つです。
しまっておけて、軽量、受け皿要らずでおすすめです。3ガロン1つに1苗、7ガロン1つに2苗植えられます。
苗の植え付け
まずは、苗を買った場合の植え付けを解説します。
ものが準備できれば、あとの植え付けは簡単です。
- プランターに用土を6割ほどの高さまで詰める。
- 中央に苗を置き、周りに残りの用土を詰める。
- 鉢底から溢れ出るくらい、たっぷりと水をやる。
種からの栽培
種からの栽培の場合、気温が20~25℃で安定する、4~6月に始めます。
- プランターに発芽用の用土を詰め、たっぷりと水をいきわたらせる。
- 種を1か所につき、4~5粒まく。土はかぶせない。
- 発芽までは、2~3日に1度のペースで霧吹きをしてあげ、
乾燥しないように保つ。 - 発芽後、葉が4枚になり、複数の種が同じ場所で発芽した場合は、
最も元気な1本を残して間引く。 - 葉が6~8枚になったら、肥料を施す。
種からの栽培では、発芽させることが一番の難関になります。
ですが、以下の点を守れば、発芽は難しくありません。
- バジルの種は好光性なので、覆土しない
- 発芽まで土をほんのり湿らせ続ける
- 適温の4~6月に始める

日々の管理
水やり
湿気に弱いので、しっかり土が乾いたら水をたっぷりやる。
これを徹底します。
追肥
バジルはハーブの中では、比較的肥料を必要とします。
1か月に1度のペースを目安に、窒素の入った肥料を施してあげましょう。
日当たり
1日4〜6時間以上の直射日光が理想。
日照を確保できる場所に置きましょう。
日光不足=ヒョロヒョロになります。
ただし、近年の真夏はバジルにとっても暑すぎます。
35℃を越える日が続くようなら、半日陰に移動します。
収穫・剪定
蒸れ=病気の原因となります。
葉が密集したら収穫を兼ねて剪定をします。
下部の大きくなった葉や混みあってきた部分を切り取ります。
摘心
背丈が20~25㎝程になったら、下から3節ほど残してカットします。
これにより、脇芽が増え、収穫量が倍増します。
また、先端をカットし続けることで、花がならず、
栄養が葉を育てることに集中し続けます。
収量と質を向上させる、大事な工程です。
よくある失敗
| 症状 | 原因 |
|---|---|
| 葉が黄色い | 水のやりすぎ |
| 茎が細長い | 日光不足 |
| 葉が黒くなる | 低温障害 |
まとめ
バジル栽培は、用意が少なく、管理・栽培の楽なハーブです。
- 水はけ
- 日光
- 摘心
この3つを守れば、初心者でも収穫に困ることはありません。
「育てながら食べる」感覚を一番楽しめるハーブなので、ぜひ1株から始めてみてください。
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