カモミールは、ハーブの中でも管理が少なくて育てやすく、
家庭菜園でも取り入れやすい植物です。
プランターでも栽培でき、花を収穫して楽しめる点も魅力のひとつです。
この記事では、カモミールの種類の違いを整理したうえで、家庭菜園向きの育て方を中心に解説します。
早速、見ていきましょう。

カモミールは家庭菜園で育てやすい
カモミールは発芽さえ安定すれば、その後の管理が比較的楽なハーブです。
- 強い肥料を必要としない
- 病害虫が出にくい
- ほとんど管理が要らない
ハーブ栽培の入門として選ばれることも多く、
コンパニオンプランツとしても人気があります。
コンパニオンプランツとは?野菜を「相性のよい植物」と一緒に育てて元気にする方法
カモミールの種類
カモミールにはいくつか種類がありますが、家庭菜園でよく育てられるのは次の2種類です。
ジャーマンカモミール
- 一年草
- 草丈は50〜80cmほど
- 花数が多く、収穫量が多い
種まきから花の収穫までが分かりやすく、家庭菜園では最も一般的なカモミールです。
ローマンカモミール
- 多年草
- 草丈は低く、横に広がる
- 花数は少なめ
グランドカバー向きで、庭植えに向いています。プランター栽培も可能ですが、管理にはやや慣れが必要です。

家庭菜園ではどちらがおすすめ?
結論として、家庭菜園ではジャーマンカモミールがおすすめです。
理由は以下の通りです。
- 種から育てやすい
- 花が多く、育てた成果が分かりやすい
- プランター栽培との相性が良い
ローマンカモミールは、ハーブ栽培に慣れてから挑戦すると扱いやすいでしょう。
カモミール栽培の流れ
カモミール栽培は、大きく次の流れで進みます。
- 種まき
- 間引き
- 生育
- 開花・収穫
それぞれのポイントを順に見ていきます。
といっても、種まき・発芽以降は大して気にすることはありません。
種まきも簡単です。
用意するもの
- カモミールの種
- プランター
- 土
- 鉢底石
- 霧吹き
どれもホームセンターやネットで一気に揃えられます。
土は種の発芽から行うので、肥料が入っているものは向きません。
発芽用培養土 や 肥料の少ない培養土を選んでください。
自分でブレンドする場合は、赤玉土:腐葉土=7:3 を目安にしつつ、
あり合わせのもので大丈夫です。
種まき
カモミールは種と苗が売られていますが、種が断然おすすめです。
苗1本よりも、何百~何千と入った種のパックの方が安く、
種が余ってもきちんと保存しておけば、翌年に使えます。
保存は、
- 乾燥材とともに、瓶やジップロック
- 5~10℃(野菜室など)
- 日光に当たらない
時間が経つと、植物の発芽率は下がりますが、
カモミールは比較的数値が良く、パックに入っている量も多いので
買ってから3年はいけると考えていいです。
種まき時期
- 春:3〜4月
- 秋:9〜10月
地域によって多少前後しますが、気温15〜20℃前後が目安です。
いつ植えても秋前に枯れてしまうので、秋植えのほうが収穫時期を長く取れます。
種まきの方法
種まきの方法としては、下記の2つがあります。
- 発芽用ポットで発芽 → プランターに植え付け
- プランターにばらまき → 間引き
ばらまき→間引き が個人的におすすめです。
種はたくさん手に入りますし、間引きも元気のないものを摘み取る程度でいいので、
とても楽です。
プランターに土を詰め、表面に種をパラパラとまきましょう。
- 端から5㎝には蒔かない
- 直径15㎝なら20粒ほど、30㎝なら40粒ほど
- 種の保存が2年目からは1.5倍、3年目は2倍量にする
カモミールは好光性種子のため、土はかぶせず軽く押さえる程度にします。
水やりは霧吹きなどでやさしく行い、
乾燥させず、表面がやや湿っているくらいを保ちます。

発芽後
発芽後は次の点を意識します。
- 水のやりすぎに注意
- 日当たり(真夏はやや日陰へ)
- 風通しを確保
特に過湿になると根腐れしやすいため、乾き気味を意識するのがポイントです。
間引き
あらかたの種が発芽したら、間引きを行います。
基本的には元気のないものを間引くだけです。
よほど密集している場合は、空いてもいいですが
そのままでもカモミールは逞しく育っていきます。
生育
発芽し、本葉が3~4枚になってきたら追肥を行います。
カモミールは肥料が少ないくらいがちょうどいいです。
目安としては、規定量の1/3程度です。
あとは日々の水やりのみです。
土の表面が乾いたら、たっぷりと行ってください。
収穫
収穫は、花が開ききる直前が適しています。
- 晴れた日の午前中
- 花の付け根から摘み取る
こまめに収穫することで、そこから新たに成長し花をつけます。
また他のつぼみも咲きやすくなります。

まとめ
カモミールは、簡単に育てられ、経験値も得られるハーブです。
- 種から育てやすい
- 管理がシンプル
- 収穫まで楽しめる
- コンパニオンプランツにもなる
家庭菜園の幅を広げたい方に、ぜひ取り入れてほしい植物です。
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