マジョラムは、爽やかでほんのり甘い香りが特徴のシソ科のハーブです。
肉料理やスープ、トマト料理などによく合い、ヨーロッパでは古くから親しまれてきました。
比較的丈夫で育てやすく、プランターでも元気に育つため、家庭菜園にもぴったり。
この記事では、植え付けから収穫、夏越し・冬越しまで、
マジョラムを長く楽しむための育て方を詳しく紹介します。
それでは早速見ていきましょう。

準備するもの
マジョラムを育てるために準備するものは次のとおりです。
- マジョラムの苗
- プランター
- 用土
- 緩効性肥料
どれもネットで一度に揃えることができます。
それぞれを詳しく見ていきましょう。
マジョラムの苗
マジョラムは苗からの植え付けがおすすめです。
簡単に始められ、1株を大きくしたり、繁殖させることもできるので、
1度に大量に買わなければならない種より、1つから買える苗がおすすめです。
あまりホームセンターなどでは売られていないので、ネットで買うのが楽です。
プランター
苗より1周り以上大きければなんでも構いません。
個人的には、底石要らずでお手軽な不織布プランターがおすすめです。
ハーブ栽培なら2~4ガロンで十分です。汎用性なら7ガロンもおすすめです。
使わないときは畳んでしまっておけるので、スペースを取りません。
用土
一般的なハーブの培養土で十分です。
自分で混ぜる場合は、
赤玉小粒:腐葉土= 7:3 をベースに緩効性肥料を加えてください。
排水性と水持ちのバランスがいい1品です。運ぶには重いので、ネットでの注文がおすすめです。
緩効性肥料
マジョラムは時折、追肥が必要になります。
手持ちがあればそれで充分ですし、
新しく買うならNPKバランス型が汎用性が高いです。
NPKバランス型で余っても他で使いやすいです。
植え付け
植え付けの適期は3〜5月、または9〜10月です。
- プランターに培養土を8割ほど入れる。
- 苗を中央に置く。
- 隙間に土を足して軽く押さえましょう。
- 鉢底から水が流れ出るまでたっぷりと水を与えます。
以上の4ステップで簡単です。

水やり
土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えます。
乾燥には比較的強い植物なので、水の与えすぎには注意しましょう。
特に梅雨の時期は、土が乾いていることを確認してから水やりを行うのがおすすめです。
追肥
植え付け時に元肥入りの培養土を使用すれば、しばらくは追肥の必要はありません。
その後は
- 春と秋の穏やかな生育期に1度ずつ
- 収穫・剪定後にたまに
以上のペースで与えます。
過肥になると香りが弱くなったり、細長く育ってしまうので、
控えめを意識しましょう。

収穫・剪定
草丈が20cmほどになったら収穫を始められます。
収穫するときは、枝の途中ではなく、葉が付いている節の少し上を切るようにしましょう。
脇芽が伸びて株がこんもり育ち、収穫量も増えていきます。
一度に全体の半分以上を切り戻すと株が弱るため、少しずつ収穫するのがポイントです。
花が咲く直前が最も香りが強く、料理にもおすすめです。

夏越し・冬越し
夏越し
マジョラムは高温多湿が苦手です。
真夏は西日を避け、風通しの良い場所で育てましょう。
混み合った枝は軽く剪定すると蒸れを防げます。
冬越し
暖地では屋外でも冬越しできますが、霜が続く地域では寒さで傷むことがあります。
気温が低くなる地域では軒下や室内の日当たりの良い場所へ移動すると安心です。
土が乾きにくくなるため、水やりは控えめにしましょう。
挿し木
マジョラムは挿し木によって数を増やすことができます。
挿し木の詳しい方法に関しては、下記記事を参照してください。
挿し木・挿し芽のやり方完全ガイド|失敗しないコツと土・発根のポイント
コンパニオンプランツ
マジョラムは香りの強いハーブで、家庭菜園ではコンパニオンプランツとしても活躍します。
近くに植えることで害虫を寄せ付きにくくしたり、栽培環境を整えたりする効果が期待できます。
トマトやピーマンなどのナス科、キャベツやブロッコリーなどのアブラナ科と相性が良く、
害虫を寄せ付けにくくします。

よくある質問
マジョラムとオレガノの違いは?
どちらもシソ科で見た目はよく似ていますが、マジョラムは甘くやさしい香り、オレガノは力強くスパイシーな香りが特徴です。
料理では、マジョラムはスープや鶏肉料理、オレガノはピザやトマトソースによく使われます。
花が咲いたら収穫できますか?
花が咲いても収穫できますが、開花前の方が葉の香りが強くなります。
料理に使う場合は、花が咲く前に収穫するのがおすすめです。
冬に地上部が枯れてしまいました
寒さの影響で地上部が枯れることがあります。
根が生きていれば春に新芽が出てくるため、すぐに処分せず様子を見てみましょう。
まとめ
マジョラムは初心者でも育てやすく、料理にも活用しやすい人気のハーブです。
風通しの良い環境を保ち、水の与えすぎに注意すれば、プランターでも元気に育ちます。
収穫を兼ねた剪定を続けることで株が大きく育ち、長く楽しめるのも魅力です。
ぜひ家庭菜園でマジョラムを育てて、採れたての香りを料理に取り入れてみてください。
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