家庭菜園で育てていたフェンネルが、ついに発芽しました。
種をまいてから9日目に芽が出て、写真は11日目の様子です。
最近は曇天が続き、気温も上がらなかったため、少し遅めの発芽となりました。
時期的に朝晩の気温差が大きく、管理の仕方が少し難しいですが、
環境を整えれば初心者でもしっかり発芽させることができます。
フェンネル発芽までの環境
今回の栽培環境は次の通りです。
- 気温:朝は10℃前後、昼は17〜20℃
- 土:赤玉土小粒と腐葉土を1:1で混合
- 施肥:少量の緩効性肥料を混ぜ込み
- プランター:不織布製(直径40cm・高さ30cm)
- 管理場所:3階のベランダ(寒い日は室内へ)
不織布製プランターは通気性・排水性が高く、底石が不要です。
水はけが良く、根が傷みにくいのが特徴で、フェンネルのように根を深く伸ばす植物にも向いています。
折りたためるので、使わない間は小さくして仕舞っておけるのも便利。
Amazonで購入できます。
私は12ガロン(直径40×高さ35)の3個セットを買いました。
種まき後は、根腐れしない範囲で土の湿り気を保つように霧吹きで水やりを。
注意しながら、日中は日光に当てて発芽を待ちました。
途中、雨天日が続き気温が下がったので、4日ほど室内へ移動。
日差しが弱くても、温度さえ保てば9日ほどで発芽が確認できました。

発芽後の管理
発芽直後のフェンネルはまだ茎が細く、倒れやすい状態です。
風通しを確保しつつ、強い直射日光は避けるようにします。
水やりは「土の表面が乾いてから、しっかり下まで湿る程度に」が基本です。
過湿にすると根腐れの原因になるため、受け皿に水が溜まったら捨てるようにしましょう。
まだ肥料を追加する段階ではありません。
本葉が2〜3枚ほど出てきたら、株の間引きと追肥を行う予定です。
今後の観察ポイント
フェンネルの成長を観察するうえで、今後のポイントは次の3つです。
- 双葉から本葉への変化
- 根の張り具合と株間の確保
- 冷え込み対策(夜は寒風を避ける)
今後は朝晩の気温がさらに下がるため、寒い日は一時的に室内へ移動させるのも効果的です。
気温が安定していれば、発芽から2〜3週間でぐんと生育が進みます。
まとめ
フェンネルの発芽には、温度と湿度のバランスが大切です。
今回のように、昼夜の寒暖差がある中でも適度な管理を続けることで、安定して発芽させることができました。
発芽後1週間ほどは特に重要な時期。
水やりのタイミングや日光の加減を見ながら、ゆっくりと株を育てていきましょう。
次回
次回の記事では「にんにくの発芽と、秋のハーブたちの様子」をお届けします。
フェンネルと同じく秋に成長を始めたにんにくの様子と、ローズマリーやオレガノなどハーブの近況をまとめて紹介します。



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