赤い茎と酸味が印象的なルバーブ。
ジャムやお菓子の材料として名前は聞いたことがあっても、
「育てたことがある」という人は、まだ少ないかもしれません。
実はルバーブは、一度植えると毎年収穫できる多年草で、
家庭菜園でも意外と育てやすい野菜です。
この記事では、ルバーブを自ら育てる方向けに、
- 植え付けの方法
- 収穫のタイミングと注意点
をわかりやすくまとめました。
それでは、早速見ていきましょう。

用意するもの
ルバーブの栽培には、
- ルバーブの苗
- 用土
- 肥料
- プランター
以上の4つがあれば、十分です。
それぞれを詳しく見ていきましょう。
苗
ルバーブは苗からも、種からも栽培できますが、
- 種の発芽温度と時期のズレ
- 種を買うと大量に届く
- 一株で数年収穫を続けられる
以上の点から考えると、苗を1つ買って育てるのが
家庭菜園向けだと思います。
実店舗にはなかなかないので、ネット販売がおすすめです。
用土
水はけが良ければ、あまり選り好みしません。
市販の野菜用培養土 もしくは
赤玉小粒と腐葉土を 7:3 で混ぜたものを使いましょう。
より高品質を目指すなら、土10Lにつき、苦土石灰を10~20g加えて、
ややアルカリ性に持っていくと、育ちが良くなります。
肥料
元肥にも、追肥にも、緩効性肥料があれば十分です。
8:8:8などの、バランスの良いものを採用しましょう。
プランター
ルバーブは深く根を張るタイプなので、
深型のプランターにしましょう。
8~12号のものに1株、それ以上のサイズなら2株植え付けられます。
大きく育つので、地植えが推奨されがちですが、
耐暖性がないので、長野や北海道以外では、
管理のしやすいプランターがおすすめです。
不織布性で底石要らず、畳んでしまっておける優れものです。3~7ガロンがルバーブにはちょうどいいです。
植え付け手順
植え付けは気温が15℃を下回らなくなってきた、4~5月に行います。
手順は他の植物と同じです。
- 鉢の2分目まで底石を詰める。
- 用土を8分目まで詰める。
- 中央に苗を置き、残りの土を詰めて8~9分目までにする。
- 下から流れ出るまで、たっぷりと水をやる。
植え付け後は、半日陰など、日射の強くないところに置きましょう。
植え付け後の管理
植え付け後にやることは、
- 水やり
- 追肥
- 摘蕾
- 収穫
- 夏越し
それぞれ見ていきましょう。
水やり
乾燥を好む植物なので、土がしっかり乾いてから、
2~3日後にあげましょう。
また夏場は、蒸れを防ぐため、比較的涼しい明け方や夕方に行います。
追肥
肥料をそれなりに必要とします。
特に1年目は株を大きくしていきたいので、
植え付けから1か月後、月に1回のペースで与えましょう。
2年目からは、2月に1回のペースに落とします。
冬場も地上部は枯れますが、根がしっかり育つので、
引き続きあげ続けましょう。
摘蕾
夏にモコモコとした蕾が生えてきます。
そのままにしておくと、蕾に栄養が集中し、
茎が育たなくなってしまうので、取り除きます。
蕾のすぐ下で切り取ってください。

収穫
5~6月に行います。
ただし、1年目はまだ株が小さいので収穫はしないことをおすすめします。
2年目以降、茎丈が30~50㎝になったものを外側から収穫していきます。
根本付近で切り落としてください。
一度に収穫してしまうと、株にストレスがかかりすぎてしまうので、
1回の収穫は全体の半分以下にしましょう。
日光が当たらず、赤い茎がよりおいしいので、
高品質を目指すなら、収穫の2~3週間前に、
株本に土寄せしておくとよいです。
また、葉はシュウ酸が多く、食べられないので気を付けてください。

夏越し
シベリア原産ということもあり、高温多湿に弱いです。
日本の夏には対策が必要になります。
- 半日陰に移動させる
- マルチングをする
- 水やりに気を付ける
- 7月以降は収穫を控える
逆に冬越しの対策は必要ありません。
冬に地上部は枯れますが、翌春に再び芽吹いてきます。
株分け
植え付けから4年ほどすると、株が大きくなり混みあってきます。
その結果、茎や葉が細く伸びてくるようになります。
そうならないように株分けを行います。
春に複数の芽が出てきたら、株回りを掘り起こし、
どちらの株にも芽がついてくるように、半分に切り分けます。
その際、根は傷ついても問題ありません。
その後は、植え付けと同じ手順です。
こうすることで、株を増やすことにもなります。
まとめ
ルバーブは、見た目もきれいで毎年収穫できるという魅力、
加えて栽培を始めるのも簡単です。
収穫後は、ジャムやタルトなどにして楽しめ、
栄養価も高いです。
珍しいけれど、簡単に育てられるルバーブ、
スイーツ好きの方には特におすすめです。


コメント