にんにくの育て方|プランターで植え付けから収穫まで楽しむ方法

ハーブ栽培
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にんにくは、秋に植えて冬を越し、翌年の初夏に収穫する野菜です。

プランターでも育てられ、ベランダや小さな家庭菜園でも自家製にんにくを楽しめます。
自分で育てられれば市販で買うよりもお得です。

この記事では、準備するものから植え付け、水やり、追肥、冬越し、収穫まで
プランターでの育て方を順番に紹介します。
それでは早速見ていきましょう。

準備するもの

  • にんにくの種球
  • プランター
  • 培養土
  • 肥料

にんにくのプランター栽培に必要なものは、以上の通りです。
いずれもネットやホームセンターで一度に揃えられます。
それぞれを詳しく見ていきましょう。

にんにくの種球

にんにくは、種球を分けた鱗片を植えて育てます。

種球を選ぶときは、次のようなものを選びましょう。

  • 大きくしっかりしたもの
  • 傷やカビがないもの
  • 病気のないもの
  • 栽培する地域に合った品種

食用として販売されているにんにくを植える方法もありますが、
家庭菜園では栽培用として販売されている種球を使う方が、品種や栽培適地を確認しやすく安心です。

また、にんにくには寒地向き・暖地向きなどの品種があります。
栽培する地域に合ったものを選ぶことが大切です。
にんにくの種類を徹底解説|寒地系と暖地系の違い・特徴・選び方をわかりやすく紹介

少量で家庭菜園向き。専門店なので処理や対応も大変いいです。

プランター

にんにくは地下で球を大きくするため、ある程度深さのある容器を使います。

深さ15cm以上を目安に、株間は10cm程度確保できるものが使いやすいです。

このサイトでは、通気性や排水性を確保しやすい不織布プランターをおすすめしています。
不織布プランターを使う場合は、鉢底石を入れる必要はありません。

今回は角型がおすすめです。ジグザグに配置すれば、1プランターあたり6片育てられます。

土

市販の野菜用培養土で十分です。
特に初めて育てる場合は、扱いやすい市販の培養土を買うと簡単です。

自分で配合する場合は、
赤玉小粒:腐葉土= 6:4 に緩効性肥料を足してください。

汎用性の高いブレンドの土。運ぶのは疲れるので、ネット注文がオススメです。

肥料

にんにくは肥料を好み、2回ほどの追肥を行います。

とはいえ、種類はそれほど選ばないので、手持ちがあればそれで構いません。

新しく買うなら、他の植物にも使いやすい
NPKバランス型の緩効性肥料がおすすめです。

使い勝手がよく、値段も手ごろです。


植え付け

温暖地なら9月下旬〜10月中旬頃、寒冷地なら10月~11月上旬が目安です。

  1. 土をプランターの7分目まで詰める。
  2. 種球を1片ずつに分ける。
    皮は破れても構いませんが、中身を傷つけないように気をつけましょう。
  3. 土に深さ5㎝のくぼみをつける。
    くぼみどうしの間隔は10㎝あけましょう。
  4. 種球をくぼみに置く。
    種球のとんがりを上に向けてください。
    ここを間違えると発芽しなくなるので気を付けてください。
  5. 土を被せて、たっぷり水をやる。

水やり

にんにくは栽培時期に応じて、多少水やりのペースが変わります。

植え付け直後

発芽には湿り気が必要です。

発芽するまでは、土が乾燥しないように注意し、常に湿っている状態を保ちましょう。

冬

冬は生育がゆっくりになるため、水やりも控えめにします。
土の表面が乾いてから、必要な分だけ与えます。

春

春になると生育が再び活発になります。

冬と同じく、土の表面が乾いたらたっぷりと水をやりますが、
水やりの頻度はやや増えます。

特に気温も上がってくる春先からは、乾燥させすぎないように注意しましょう。


冬越し

にんにくは比較的寒さに強い野菜です。
冬の間は生育がゆっくりになりますが、土の中では少しずつ根が成長しています。

寒さが厳しい地域では、

  • 敷きわら
  • マルチ
  • 不織布などの防寒資材

を使って、強い霜や冷え込みから株を守る方法があります。

温暖地などでは、過度な防寒よりも水のやりすぎを避けることを意識するとよいでしょう。


時期ごとの管理

発芽した後は、芽かきや追肥、とう摘みを行います。

芽かき

1つの鱗片から2本以上の芽が出ることがあります。

その場合は、生育のよい1本を残して、他の芽を取り除きます。
早めに芽かきをして、1株に1本の芽を残しましょう。

追肥

12月と2月を基準に追肥を行います。

気温が15℃を下回るようになり、栄養を根に蓄えるタイミングの12月、
気温が15℃を上回るようになり、成長し始める前の2月、といったイメージです。

用量は製品に従ってください。

とう摘み

春になるととう立ちといい、葉の中心から花茎が伸びてくることがあります。

そのままにすると、花を咲かせるために栄養が使われるため、
根を大きく育て食べるために、花茎が伸びてきたら早めに摘み取ります。

とう摘みしたものは、にんにくの芽として食べられます。


収穫

にんにくは、5〜6月頃に収穫時期を迎えます。

収穫の大きな目安になるのが、葉の枯れ具合です。
葉が下の方から徐々に黄色くなり、全体の半分ほどが枯れてきた頃が収穫の目安です。

収穫の方法

収穫は、できれば晴れた日に行います。

  1. 株元を持つ
  2. 土を少しほぐす
  3. にんにくを引き抜く
  4. 根についた土を軽く落とす

無理に強く引っ張ると茎が切れることがあるため、土をほぐしてから抜くと作業しやすくなります。

収穫が遅れると、球が割れたり傷みやすくなったりすることがあるので、葉の状態を確認しながら収穫しましょう。


乾燥と保存

収穫したにんにくは、すぐに冷蔵庫にいれるのではなく、しっかり乾燥させます。

まずは風通しのよい場所で乾燥させ、表面の水分を飛ばします。
その後、茎や葉を適度に残して束ね、風通しのよい日陰で保存します。

自分で育てたにんにくは、収穫したばかりのものを料理に使えるだけでなく、
しっかり乾燥させて保存できるのも楽しみのひとつです。


まとめ

秋に植えた小さな鱗片が、冬を越して少しずつ大きくなり、
翌年には自分で育てたにんにくを収穫できます。

栽培のポイントは、

  • 地域に合った種球を選ぶ
  • 尖った方を上にして植える
  • 葉が半分ほど枯れたら収穫する

プランターひとつからでも始められるので、秋の植え付けからにんにく栽培を楽しんでみてください。


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