レモンタイムは、爽やかな柑橘系の香りをもつタイムの一種です。
料理やハーブティーに使える実用性に加え、
丈夫で育てやすく、家庭菜園やベランダ栽培にも向いています。
この記事では、レモンタイムを長く元気に育てるための栽培方法を中心に、
植え付けから管理、収穫、増やし方までをまとめました。
それでは早速、見ていきましょう。

レモンタイムの種類と選び方
レモンタイム(基本種)
最も一般的で、料理用として香りが安定しています。
初めて育てる場合はこのタイプがおすすめです。

ゴールデンレモンタイム
葉に斑が入り、観賞性が高い品種です。
やや生育が穏やかなので、見た目を楽しみたい人向けです。
香りと収穫量を重視するなら基本種、見た目重視なら斑入りと考えてください。
植え付けの準備
レモンタイムの植え付けには、
- レモンタイムの苗
- プランター
- 用土
- 液体肥料
以上と大変シンプルです。
苗
タイムよりはやや珍しいですが、ネット販売であれば、
容易に手に入ります。
値も張らず、お手軽です。
発送まで少し日数がかかることがありますが、
生育がしっかり管理されたものが送られてくる、信頼できるお店です。
プランター
初めは幅15~18cmあれば十分です。
栽培するなかで、大きくなったら植え替えのタイミングでサイズ上げをしてください。
用土
ある程度の水はけがあれば、特には選り好みしません。
赤玉土7 に腐葉土3 程の配合を目安としてください。
元肥はなくてもいいですし、培養土などですでに混じっていたとしても大丈夫です。
液体肥料
成長期の春から秋の間に、月に1回のペースで与えます。
NPKがバランスよく配合されたものを選んでください。
用量は製品の説明書に従ってください。
有機の液肥で、プッシュで簡単に軽量ができるおすすめ品です。
レモンタイムの植え付け・植え替え
植え付け時期
最盛期やその手前の3~6月に行うことで、
根付きがよく安定します。
植え付け・植え替え
- 底石を1~2割の高さまで詰め、用土を6割ほどの高さまで詰める。
- 苗をポットから出し、根についている土を取り、根をほぐす。
- プランター中央に置き、残りの用土を詰める。
- たっぷり水をやる。
植え付け・植え替えのために、ポットから苗を出したら、
苗の根ほぐしてあげます。割としっかり目にして大丈夫です。
そうすることで、根詰まりを防ぎ、死んでいる根を取り除け、
根が新たな土に向かって伸びていきます。
水やりと肥料管理
水やり
レモンタイムは乾燥気味に管理します。
- 表土がしっかり乾いてから水を与える
- 常に湿っている状態は避ける
水のやりすぎは、最も失敗しやすいポイントです。
肥料
基本的には肥料をほとんど必要としません。
与えすぎると香りが弱くなります。
成長期の春から秋の間に、月に1回のペースを基本に、
生育が極端に悪い場合のみ、追加で薄めた液体肥料を控えめに与えます。
剪定・収穫と株の管理
レモンタイムは放っておくと枝が混み合い、蒸れやすくなります。
そのため、収穫を兼ねた剪定を行います。
剪定の目的
- 風通しの確保
- 香りの維持
- 株の若返り
剪定・収穫のタイミング
春〜初夏の最も勢いのある季節に剪定を行います。
- 緑の柔らかい部分を中心に剪定
- 混みあうようなら、木質化した部分も剪定
若い緑の先端部の茎を剪定することで、そこからさらに枝が増え、
より大きい株に育っていきます。
夏以降も収穫することはできますが、
レモンタイムの勢いが落ち着いてくるので、控えめにしましょう。

レモンタイムの増やし方
挿し木
最も簡単で成功率が高い方法です。
- 元気な枝を5〜7cmほど切る
- 下葉を取り除く
- 清潔な土に挿す
- 明るい日陰で管理する
詳しくは
挿し木・挿し芽のやり方完全ガイド|失敗しないコツと土・発根のポイント
株分け
株が大きくなった場合に可能ですが、無理に行う必要はありません。
まとめ
レモンタイムは、
日当たり・水はけ・風通しさえ押さえれば、手間をかけずに育てられるハーブです。
こまめに世話をしすぎず、必要なときだけ手を入れることで、
香り豊かな葉を長く楽しむことができます。
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