ハーブを育てる前に知っておきたい、日当たりと置き場所の基本

ハーブの育て方

ハーブを植える前に、まず意識したいのが「日当たり」と「風通し」。
どんなに良い土やプランターを使っても、環境が合わなければ元気に育ちません。

今回は、ベランダや庭、室内での置き場所を決めるときに役立つポイントを紹介します。


日当たりは“半日陰”が理想のハーブも多い

ローズマリーやタイムのように、太陽の光が大好きなハーブがある一方で、
ミントやパセリ、チャイブのように強い日差しが苦手な種類もあります。

ベランダで育てる場合は、午前中に日が当たる場所が理想。
午後はやわらかい日陰になるような環境だと、どのハーブも安定して育ちます。


風通しが悪いと、病気の原因に

湿気がこもると、ハダニやカビが発生しやすくなります。
プランターを壁際にぴったり付けず、少し離して風が抜けるスペースを作るだけでも効果的です。

また、プランターをレンガやブロックの上に置いて底を浮かせると、通気性と排水性がぐっと良くなります。


室内で育てる場合の注意点

窓辺に置く場合は、レースのカーテン越しの光が最適。
ただし、ガラス越しの日差しでも夏は高温になりやすいので、朝だけ日光に当てて、午後は少し陰に動かすのがおすすめです。

夜に明かりを当て続けると成長リズムが崩れるので、照明は消して“夜”をつくってあげましょう。


まとめ

ハーブは、植える前の「置き場所」で成長が大きく変わります。
土や水やりも大事ですが、まずは一番最初に“どこで育てるか”を決めることが、成功の近道です。

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