ブラックベリーは、一度植えると毎年収穫を楽しめる育てやすい果樹です。
ブルーベリーのような土壌調整が必要なく、病害虫も比較的少ないため、
家庭菜園初心者にもおすすめです。
また、ベランダや庭の限られたスペースでも育てることができ、プランター栽培もできます。
この記事では、ブラックベリーの植え付けから収穫、剪定まで、
プランター栽培のポイントを詳しく解説します。
それでは早速見ていきましょう。

準備するもの
- ブラックベリーの苗
- プランター
- 用土
- トレリス
- 緩効性肥料
いずれもネットやホームセンターで簡単に揃います。
苗を買うついでに、1度に全て揃えてしまいましょう。
土を運んだりするのは大変なので、ネットでの注文がおすすめです。
準備物をそれぞれを詳しく見ていきましょう。
ブラックベリーの苗
ブラックベリーにはいろいろな品種があります。
大まかな分け方としては、
- トゲの有無
- 花の色
- つる性か直立性か
- 収穫時期、収穫量
- 味わい
自身の栽培環境や好みに合わせて選びましょう。
基本的には栽培しやすいトゲなしがオススメです。
1例として「ソーンフリー」を紹介します。
ソーンフリーはトゲなしで半直立性、酸味がやや強く、豊産性です。
熟期は7月中旬から8月中旬。
ある程度育った苗が来るので、初心者でも始めやすい商品です。
プランター
直径30cm以上であればなんでも構いません。
個人的には、底石要らずの不織布プランターがおすすめです。
色々使えて、畳んでしまっておける便利なプランターです。30ガロン以上がおすすめです。
用土
特別に変わった配合は必要でないので、一般的な果実・果樹用の培養土で十分です。
自分で配合する場合は、
赤玉小粒:腐葉土=7:3 をベースに緩効性肥料を加えてください。
水はけと保水のバランスが良く、植え付け用の肥料もすでに入っていて便利です。
トレリス
ブラックベリーは主枝の細さに反して、分枝がぐんぐんと伸びていきます。
折れたり、病気になるのを防ぐため、誘引して健全に管理します。
そのためにトリレスというネット付きの支柱が必要になります。
ベランダなどに柵がついていて、そこに枝を張らせたい場合は必要ありません。
様々な形に変えて設置も簡単。高さも足すことができます。
緩効性肥料
ブラックベリーは比較的肥料を好む植物で追肥が必要になってきます。
手持ちがあればそれで大丈夫ですし、買う場合も特別なものでなくて大丈夫です。
汎用性の高い万能型。他の植物にも使えます。
植え付け
ブラックベリーの植え付け適期は11〜3月です。
- 用土をプランターの7分目まで入れる。
- 中央に苗を置き、周りに残りの用土を詰める。
- たっぷり水やりをする。
- トリレスを設置する。
トレリスは植え付け時に設置してしまうのがおすすめです。
後からは少し面倒ですし、根を痛める可能性が上がります。

誘引
ブラックベリーは枝が長く伸びるため、トレリスに誘引して育てます。
枝を適切に誘引することで、
- 倒れたり折れたりしにくい
- 風通しが良くなる
- 病気を予防できる
- 収穫しやすくなる
といったメリットがあります。
伸びてきた枝は麻ひもなどで軽く固定し、無理に曲げないようにしましょう。
つる性の品種であれば、たまにトレリスに絡ませてあげるだけで十分です。

水やり
ブラックベリーは乾燥に弱いため、水切れに注意が必要です。
ただし、常に土が湿った状態も根腐れの原因になるため、水の与えすぎも厳禁です。
土の表面が乾いたらたっぷりと、を基本とします。
そして夏はそれよりも少しペースを上げ、場合によっては毎日、朝か夕方にあげます。
反対に冬は基本よりもややペースを落とします。
追肥
ブラックベリーは比較的肥料を好む果樹です。
- 成長前の2〜3月
- 収穫後の8月頃
の年2回を目安に施しましょう。
緩効性肥料を株元から少しだけ離れた場所にばらまくだけです。
使用量は製品に従ってください。
剪定方法
ブラックベリー栽培で最も重要なのが剪定です。
ブラックベリーは、
今年実を付けた枝には翌年ほとんど実がならない
という特徴があります。
そのため収穫後に、実を付けた枝を根元から切り取りましょう。
一方で、その年に新しく伸びた枝は翌年の収穫枝になるため残しておきます。
もしわからなくなった場合はそのままで大丈夫です。
実をつけた枝は自然に枯れてくるので、枯れてきてから切り取りで構いません。

収穫
収穫時期は6〜8月頃です。
ブラックベリーは色の変化が分かりやすく、
赤色 → 未熟、黒色 → 完熟
と判断が簡単です。
完熟した果実は軽く触るだけで取れるようになります。
赤みが残っている状態では酸味が強いため、真っ黒になるまで待って収穫しましょう。

冬越し
ブラックベリーは比較的寒さに強い果樹です。
冬になると落葉し、休眠状態に入ります。
関東以西であれば特別な防寒対策はほとんど必要ありません。
強い寒風が当たる場所や寒冷地では、軒下などへ移動すると安心です。
よくある失敗
実がならない
日照不足が原因の場合があります。
ブラックベリーは日当たりの良い場所で育てましょう。
実が小さい
水不足の可能性があります。
特に果実が肥大する時期は乾燥させないよう注意します。
枝が混み合う
剪定不足が原因です。
風通しが悪くなると病気の原因にもなるため、収穫後の剪定を忘れないようにしましょう。
まとめ
ブラックベリーは、初心者でも育てやすい果樹のひとつです。
プランターでも栽培でき、一度植えると毎年収穫を楽しめます。
成功のポイントは、
- 日当たりを確保する
- 水切れに注意する
- 収穫後に適切な剪定を行う
ぜひ家庭菜園でブラックベリー栽培に挑戦し、自家製の果実を楽しんでみてください。
ジャム作りなどの楽しみも広がります。

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