Grow Eat Repeatでは、家庭菜園で育てたハーブを料理に使うことをテーマにしています。今回は、ハーブを植える前の「プランターの組み方」についてまとめました。
底石を敷く理由
プランターの底に石を敷くのは、水はけをよくするためです。根が常に湿っている状態を防ぎ、根腐れを防止します。ローズマリーなどの乾燥を好むハーブには特に大切な工程です。
底石は、プランターの底が見えなくなるくらい(全体の1〜2割ほど)を目安に入れます。
土が散らかって汚れるのを防ぐため、ごみ袋などの大きな袋の中で作業していきます。

土を作る
今回は、赤玉土小粒と腐葉土を6:4でブレンドしました。通気性と保水性のバランスがよく、ハーブ全般に使える基本の配合です。
こちらも大きな袋の中で混ぜました。
市販の「ハーブ用培養土」も便利ですが、自分で配合すると生育に合わせて調整できます。例えば、乾燥を好むローズマリーやタイムには赤玉を多め、湿りを好むミントやパセリには腐葉土を多めにするなど。

プランターに土を入れる
底石の上にブレンドした土を入れ、軽く押さえながら均します。植える予定のハーブに合わせて深さを調整します。
写真は、マジョラムを植えたプランターです。
土を入れた後は、たっぷり水やりをしてあげてください。

寄せ植えのコツ
- 性質の似たハーブを同じプランターにまとめる
- 大きく育つものを後方、小さめのものを手前に植える
- 風通しを意識して間隔をあける
植える時点で少しゆとりを持たせておくと、成長後もきれいなバランスを保てます。
まとめ
底石と土を整えることで、ハーブがのびのびと根を張れる環境ができます。手間はかかりませんが、後の生育を大きく左右する大事な準備です。
次回は、フェンネルを植えた様子を紹介します。

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